☆ 僕は友達が少ない NEXT 聖地巡礼 【ナガシマスパーランド・湯あみの島】 ☆

2013年冬放送のアニメ『僕は友達が少ない NEXT』の舞台巡りです。
1月から第2期がスタートした『僕は友達が少ない NEXT』の第4話「この中に1人、男がいる!」で登場する予定の遊園地「横縞ワンダーランド」のモデルになる遊園地と隣接する温泉を紹介します。
今回は3話で放送された予告編と原作5巻から場面を推測してアニメ放送前の一足先に舞台探訪へ行ってきました。
この記事を公開する時点では4話放送前の為、舞台以外に関する内容のネタバレは控えます。
ナガシマスパーランド三重県桑名市
※原作20Pより
『「横縞ワンダーランド」とは隣の県にある大きな遊園地だ。
遊園地の他に大規模な温泉施設もあり…他県からも大勢の人がやってくるこの地方でも随一のレジャー施設である。』

この文章からこの作品の舞台である岐阜県に隣接する県で東海圏随一の遊園地&温泉施設であると推測されます。
舞台が岐阜というのは1期の探訪記事でご確認ください。2期のOPでも登場している長良公園です。
1期ではこの他にもいくつか岐阜の背景が使われています。
参考:☆ 僕は友達が少ない 聖地巡礼 ☆ - nobu cafe♪
これに該当する場所と言えば三重県の長島温泉&ナガシマスパーランドがあるナガシマリゾートを地域の方でなくても容易に想像がつくと思います。
そして予告に登場したこのシーン。
・メインゲート

マリア「うお〜〜〜〜!?これが遊園地か!?ほんとにほんとに!?うおー!?」
特徴的なのはトラスの組まれたアーチ型の屋根、入場門とその上の文字の形状や入場券売り場の建物の色を見てもここで間違いありません。
木が描かれていないので多少改変されている可能性はあると思われます。
もう1枚の園内の風景がこちら。

それっぽいところを合わせてみてもこれが精一杯でした。
バイキングの色も観覧車の位置関係も全く一致しなかったのでスペースシャトルという乗り物で合わせてみましたがやっぱり全然違いますね。
この風景に該当する場所がなかったのでもしかしたら園内の風景は使われない可能性もありますね。
しかし原作で出てきたシーンに該当するアトラクションを参考までにいくつか撮影してきたのでご覧ください。
※原作44Pより
『横縞ワンダーランドの名物アトラクション「ブラックドラゴン」は世界でも最大規模のジェットコースター。
最高速度は150キロ以上、最後部の高度は100m以上、コースの全長は2500m。
レールや支柱は全て黒で染められており、その名のとおり黒い竜のような威圧感のある外観。
園内の一番奥の方に設置されている。』

ご存知の方も多いと思いますが、ここナガシマスパーランドには明らかにこのブラックドラゴンに該当するアトラクションがあります。
・スチールドラゴン2000

最高部高度97m、最高速度153キロ、全長2479mでギネスにも認定されたことのある世界最大級のローラーコースターです。
しかし実物は骨組みは黒ではなく白です。
原作でもこれに乗るシーンが登場しますし、予告編にも出ていました。

しかし残念ながら現在リニューアル工事中の為、3月の初旬まで運休しています。



一行が次に向かった多目的ステージはスパーランドの園内には現在それらしいものはありませんでした。
メインゲートの横に別の入場口で「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」という子供向けの施設があったので、もしかしたらそちらにステージがあるのかもしれません。
原作90Pで理科が乗ったというメリーゴーランド。



※原作100P
『海賊船を模した絶叫マシン「バイキング」はこの遊園地でも巨大でかなりの高さまで上がる。』



※原作101P
『次に乗ったのはフリーフォールだった。
高いところまで持ち上げて落とすという原始的すぎるコンセプトの絶叫マシン。』


2種類ありましたが名称的には右が「フリーフォール」、左は「スペースショット」といいます。

※原作104P
『次に向かったのがお化け屋敷だった。
和風の小さな小屋でおどろおどろしい字で大きく「おばけやしき」と書かれた看板が屋根に掲げられている。』




※原作109P
『観覧車「極光」は横縞ワンダーランドの名物の一つで、日本最大級を誇る大観覧車だ。
十年前までは全アトラクションの最大の高さを誇っていたがブラックドラゴンが建造されたことでその地位を奪われた』


大観覧車「オーロラ」といいます。
確かにこれだけ見るとすごく大きいけどスチールドラゴンの大きさが目立ちすぎてそれに比べるとそれほどには感じません。

※原作111P
ブラックドラゴンの数十メートル先のベンチに…』

113Pの挿絵に合わせてみましたけど、これも写真を元にして描いてるというわけでもなさそうですね。

ここから一行は遊園地を後にして次の場面に移動します。
●湯あみの島
※原作118P
『隣接している温泉施設「湯の楽園」…
浴衣をレンタルして着替え…』

※原作123P
『サウナ、水風呂、ジャグジー、電気風呂などが一通り揃っている大浴場。
外には渓流を模して作られたいくつもの露天風呂』

これに該当する温泉施設は1つしかないのですぐ分かりました。
スパーランドからも直通で入場できる「湯あみの島」です。
「渓流を模して」1階、黒部渓谷の湯と銘打たれた露天風呂です。
写真は公式サイトでご確認下さい。
●湯あみの島1階フロアガイド「1F:黒部渓谷の湯」
http://www.nagashima-onsen.co.jp/yuami/1f_kurobe.html/
いくつもの露天風呂があって人工ではありますが渓谷を眺めながらの入浴はとても気持ち良かったです。
この入口が予告で少し映っていたので許可をいただいて撮影してきました。

上の男湯の看板から左のドアの引手、右の壁の凹凸まで一致したのでここで間違いないと思われます。

暖簾の色は違いますが左下の電灯は一致しました。

残念ながらコインランドリーのようなところは見当たりませんでした。



●ナガシマリゾートへのアクセス
・電車、バスをご利用の方:JR・近鉄名駅からバスで20分
・お車をご利用の方:伊勢湾岸道、湾岸長島ICからすぐ
ナガシマスパーランド入場料
・一般:大人1600円(15時以降1000円、19時以降800円)
・のりもの乗り放題パスポート付:4100円(15時以降2800円)
●湯あみの島入場料
・一般:大人2100円(15時以降1500円、19時以降1000円)
・スパーランド利用者;700円
詳しくは公式サイトをご覧ください。
ナガシマリゾート・オフィシャルページ


先述の通り園内の背景が使われるかどうかは放送を見てみないと分かりませんが、皆さんも小鷹たち隣人部になりきってモデルになった遊園地で遊び、温泉で癒されてみてはいかがでしょう。

※2/1追記
4話ではやはり園内の背景は使われておらず湯あみの島の内部のみ一致しているようです。