☆ 氷菓 聖地巡礼 〜加茂荘編〜 ☆

2012年春アニメ『氷菓』の舞台巡りです。
氷菓第4話「栄光ある古典部の昔日」より。
千反田えるの自宅、豪邸千反田邸のモデルになった静岡県掛川市にある加茂荘を紹介します。
この作品はメイン舞台は岐阜県高山市なのですが、えるの家だけはここがモデルになったようです。



高山編はこちらからどうぞ。
関連:☆ 氷菓 聖地巡礼 〜高山編〜 ☆ - nobu cafe♪


加茂荘は加茂花菖蒲園の敷地内にある江戸時代中期の庄屋屋敷です。
加茂花菖蒲園正門

石畳ではありませんでしたが門構えはそっくり。

里志「どうだい!?見事なもんだろ!?」


しかし少し引いたアングルの描写は…

階段はなく印象が少し違いました。

正門に繋がる道はガードレールもなく全く違いますが、周りに何もないだだっ広い田んぼに横に長く広がる塀はそのまま。

●加茂荘玄関

ここは見事な再現率ですね。

●加茂荘内

この玄関は勝手口になるのですが奥行きがないので狭くて同じようには撮れませんでした。

廊下も作中の印象よりは短いです。

ここはピッタリ合いますね。

この独特な机は中が火鉢になっています。

絵柄まで一致しました。

このような小物も実際に置かれています。

槍もそのままですね。
部屋にあるものは家具も全て江戸時代のもので揃えているぐらい雰囲気を大切にされています。

間取りは作中より狭いのですがそれ以外はほとんど一致します。







証明の形も一致しました。

いろんなアングルがありすぎて全カット回収は諦めました…。



庭園も灯篭と水瓶があり風情はそのままですね。

ここから池のある縁側へ移動します。




池の形も一致しますね。



ここから台所のシーンになりますが、加茂荘の方に伺っても台所とトイレは一致しないとのことでした。

奥の廊下は迷路になっていて本当に迷います。
えるの部屋らしき場所も見つかりませんでした。
加茂荘の建物は江戸時代の雰囲気をそのまま残していて家具や小物にまで現代のものを配置しないような細かな心配りが感じられ江戸時代の屋敷に来たような気分になれます。

菖蒲園は既にちらほら咲きかけてましたが6月10日頃に見ごろを迎えるそうです。

温室での花の栽培も色鮮やかでとても綺麗でした。

●加茂荘HP
http://www.kamoltd.co.jp/kakegawa/
こちらにも「TVアニメ『氷菓』千反田家モデル」と書かれてますね。